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2014-02-25
この日は、午前中からKBS京都「京biz」ランチパスポートのコーナーの撮影でした。パランがランチパスポートに載っている事がきっかけで取材撮影の流れになりました。ランチパスポートとは、書店等でお買い求めできるクーポン付きのお店案内の本であり、このパスポートがあれば掲載されている京都のお店のランチメニューが500円で食べれます。
ランチパスポートにハタケ定食が載っている事もあり、ハタケ定食がメインで取り上げられました。ハタケ定食のお野菜の説明や、カプチーノを淹れる姿などが実際にテレビで映ると思いますので3月7日(金)のオンエアーをお楽しみに。
2014-02-23
昨年からぼちぼち開催してきた禅カフェ。2014年初回はスペシャルバージョンです。椅子に座っての坐禅体験そのあと和尚さんより法話をいただき、つづいてみなさんでお食事を召し上がっていただきます。今回のテーマは「食べることについて」日頃から馴染みある食生活にも禅の教えや文化があります。修業中のお坊さんはなぜ沢庵を音を立てて食べてはいけないのはなぜ?食事のときは何を思っている?などお話を聞いて、みんなで禅的食生活を体験しました。みなさんの普段の食生活と何か違うところはあったでしょうか?最後にコーヒーを飲みながら、感じたことを話し合いました。
【食禅】
食事をいただく「食堂」は「禅堂」「浴室」と並んで「三黙堂」と呼ばれます。食事中は厳格な作法の中で給仕をする人も食べる人も無心でそれにあたるよう努力します。坐禅のように姿勢を正し、呼吸を整え、心を落ち着かせることで必要以上に食べたくなる欲望を抑えることができます。ポイントは<調身、調息、調心>そして無音です。
【1.しゃべらない】
無言で食事をするのは、食べ物に対する感謝を全身全霊で感じるためです。この食べ物が自分のところに運ばれてくるまでの長い過程に想いを巡らせ、命そのものをいただくことに感謝します。単なる食欲を満たす行為ではなく、命への敬意を表す祈りの時間です。
【2.噛む音】
意識が集中され味覚も敏感になります。雑に食べていたのでは気づかないような淡い味を感じることが出来ます。一見毎日同じような味噌汁でも、入れる具材や調理の加減、また自分の身心の状態で味もその感じ方も千差万別です。
【3.食器を扱う音】
音をたてないように食器を扱うことで、所作も自然と美しくなり物を丁寧に扱うようになります。だんだんと自分と扱う物とひとつになっていきます。料理人の包丁、職人が扱う道具、演奏家にとっての楽器もそうですね。
お食事は雲水さん(修行僧)の生活の場、僧堂のお食事からヒントをいただきパランがご用意しました。玄米五穀ご飯と無農薬有機栽培の人参、大根、じゃがいも、ねぎ、ブロッコリー、玉ねぎとオーガニックのひよこ豆をお塩だけで煮込んで作ったポトフ、京都大原の沢庵、京都桂産菜の花と手前味噌で作った菜の花味噌 です。素材の味をただただ味わっていただけるよう、できる限りシンプルな禅プレートに仕上げました。
【進行・法話】東福寺塔頭退耕庵副住職 五十部 友啓 和尚